これからの季節にむけて|横浜市磯子区の動物病院「洋光台ペットクリニック」

コラム

これからの季節にむけて

こんにちは!

桜の花も緑の葉に姿を変え、明るい時間が長くなり気温も20度超える日が多くなってきましたね☀️

これからは気温や湿度もどんどん上がってくる季節がやってきます。

そんな季節を迎える前に暑い日の過ごし方を確認していきましょう!

 

快適な温度設定を

犬や猫は体表に汗腺が発達していないので汗をかいて体を冷やすことができません。なので犬では「ハァハァ」と口を開けて呼吸(パンティング)をし体の熱を逃します。しかし、高温多湿な場所だパンティングだけでは体温を下げることは難しくなります。なので気温が高い状況での外出は避けるようにしましょう。

また、室内でも熱中症になる場合があるので快適な温度設定を行いましょう。室温は2025度前後、湿度50%前後くらいが快適とされます。

 

お散歩は要注意!!

なるべく日が強い時間帯のお散歩は避け、早朝や日が沈んでからの涼しい時間帯を選びましょう。路面温度も高くなっている場合があるので熱くないかもチェックしましょう。

また、水分補給や体を冷やしたい時に利用できるよう、冷たいお水があるとなお良しです。

 

特に注意が必要!!

パグやフレンチブルドッグなど鼻が短い短頭種や高齢犬は体温調節が苦手です。温湿度には特に注意が必要となります。短頭種に関しては呼吸の様子が「ハァハァ」ではなく、「ガァガァ」といった呼吸に変わると熱中症が疑われます。

また、バーニーズ・マウンテンドッグやセント・バーナードなどの寒い国原産の犬は毛が密集しているので熱がこもりやすくなります。いらない毛を取り除くためにもブラッシングをしてあげましょう。

 

いつもと違う様子に注意!!

多量のよだれや足元のふらつき、ぐったりしている、などは熱中症かもしれません。熱中症が疑われる場合は、応急処置として濡れたタオルで首周り、脇の下、内股などを重点的に冷やしましょう。水も飲めるようなら新鮮な水を十分に与えましょう。その後、すぐに動物病院で診てもらうようにしましょう。

 

これからどんどん暑くなる日が多くなると思います。

大切なペットを守るためにも十分な対策をして快適に過ごせるようにしましょう!

最近は暑さ対策のグッズが充実してきているのでチェックしてみるのもありですね

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