猫の日

こんにちは。
先週は最強寒波の影響で寒い日が続いたりしていましたが、皆さま体調は崩されていないでしょうか?
早く春の日差し🌸が待ち遠しいですね。
さて、今月の22日は知る人ぞ知る『猫の日』となっていますが、ご存じでしょうか?
実は猫の日は、日本だけならず、他の国でも制定さています。また、「世界猫の日」というのも存在します。
〈日本の猫の日〉
日本では2月22日を『猫の日』の記念日としています。
この記念日は日本「猫の日制定委員会」が一般社団法人ペットフード協会とともに「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともに喜びをかみしめる記念日」という趣旨で1987年に制定したといわれています。
なぜ、2月22日かというと猫の鳴き声の『にゃん・にゃん・にゃん』と『2・2・2』の語呂合わせにちなんだものだそうです。
〈各国の猫の日〉
イタリア…2月17日
猫の専門雑誌「Tuttogatto」が読者投票によって1990年に制定されました。
昔は、ヨーロッパでは猫が不吉な動物とされていたようで、そのイメージから現地では猫と魔女を連想させる二月と不吉な数字とされる17をあわせたこの日付に決まったそうです。
また、ラテン語で「17」は「7回の生まれ変わり」を意味しているそうで、そこに猫が不死の動物であるとする言い伝えが重なってこの日に決まったという説もあるそうです。
アメリカ…10月29日
1866年に米動物虐待防止協会(ASPCA:American of Cruelty to Animals)によって制定されました。
さらに、6月4日は「猫とハグをする日」、8月17日は「黒猫感謝の日」、10月16日「Global Cat Day」など猫にまつわる記念日が存在します。
イギリス…8月8日
2012年頃から、非営利団体の「Cat Protection」が毎年この日にナショナル・キャット・アワードを開催しており、その年に注目された猫をそれぞれの部門に分け、賞の授与を行っています。
また10月27日は黒猫の日に制定さています。
日本でもよく知られる「黒猫が前を横切ると不幸が起きる」という欧米にあった迷信などから、黒猫の里親がなかなか見つからず、殺処分数が多いという問題がありました。そこで黒猫の養子縁組率向上のため2011年にイギリスの動物愛護団体が制定しました。
イギリスでは捨てられる猫の約7割が黒猫だそうです。黒猫の良さを知ってもらうために、SNSで可愛い黒猫を載せたり自慢したりと黒猫の魅力を伝え世界中に広げているそうです。
ロシア…3月1日
2004年頃にモスクワにある猫の博物館と新聞社が制定しました。
ロシアにとって猫は非常に身近な存在で、ペット飼っている家族の半数以上が猫を飼っているといわれています。「エルミタージュ美術館」では、ネズミの繁殖を防ぐために多くの猫が住み着いているそうです。
台湾…4月1日
民間団体の「愛猫族連館会」の投票によって制定されました。台湾は猫好きの人が多い国だそうです。
台北の北側郊外にあるホウトンには多くの猫が村中を歩き回る通称・猫村といわれる村があります。ホウトンは「千と千尋の神隠し」の舞台といわれるジォウフェンの隣にあります。また猫カフェの発祥の地と言われています。
〈世界猫の日〉
2002年には国際動物福祉基金によって「世界猫の日」を2002年に8月8日に制定されています。猫に対する意識を高め、保護する方法について学ぶ日としています。
世界各国によって、猫の日はさまざまですが、どの国も猫への愛情を注ぎ、感謝の気持ちを持つ日であることは共通していますね💕
この日をきっかけに、猫ちゃんの健康や生活を見直してみるのはいかがでしょうか?
また、一緒に遊んだり、スキンシップをとってみたりしてあげてください。