猫の毛づくろいについて
こんにちは。暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
我が家では先日、風鈴を出しました。風が吹くと風鈴の音が心地よく、癒されています。
これから本格的な夏が訪れますが、ちょっとした工夫で快適に過ごしていきたいですね。
さて、今回は『猫の毛づくろい(グルーミング)』についてお話ししたいと思います。
猫は起きている時間の約2,3割を毛づくろいしているそうです。
猫が毛づくろいする理由として、
①身体を清潔に保つため
②体温調節
③緊張やストレスを感じたとき
などがあるそうです。
【猫の舌の構造について】
猫に手を舐められたときにザラザラとした感触はありませんか?
あのザラザラとしたものは『糸状乳頭』と呼ばれる小さな突起があるからです。
ネコ科の動物は犬のような強いあごと歯を持たないので獲物の骨を咬み砕くことができないため、このザラザラの舌を使って骨に付いた肉をこそぎ取って食べるそうです。
また、ブラシのような役割をするため。毛づくろいを効率的に行うことができます。
ちなみに『糸状乳頭』は生まれたときにはなく、離乳食を食べる頃に生えてくるそうです。
【身体を清潔にするため】
外で狩りをして生活をしていた猫は、食後、前肢や口周りに付いた獲物のにおいや汚れを取っておかないと、そのにおいで獲物や敵に気づかれてしまいます。そのため、食後に前肢や口周り、そして身体中を毛づくろいする習慣があるそうです。
また、ブラッシングの効果もあるので、抜け毛やほこり、汚れをきれいに舐めとり、身体を清潔に保ちます。猫の唾液成分は弱アルカリ性のため、殺菌作用の役割もあるそうです。
【体温調節】
猫は汗を分泌する汗腺が肉球と鼻の一部のみで、人のように汗をかいて体温を下げることができません。
そのため、暑い日は毛づくろいによって,身体についた唾液が蒸発することで体温を下げる働きがあります。
寒い時期は毛づくろいをするときに毛と毛の間に空気を含ませることによって体温を保温しているそうです。
【緊張やストレスを感じたとき】
不安なときや緊張を感じたときに毛づくろいをすることで気持ちを落ち着かせることがあります。これは『転移行動』と呼ばれる行動で、毛づくろいをすることで気持ちの切り替えをおこなっているそうです。例えば、高いところか飛び降りるときに失敗したときや大きな音に驚いたときなど、毛づくろいするのはこのためだそうです。
【⚠️注意したいこと⚠️】
毛づくろいは体の清潔を保つための行為ですが、やりすぎてしまうと注意が必要です。
毛が薄くなってしまったり、赤くなってしまうことがあります。特定の部分を過剰に舐め続けてしまうこともあります。
環境の変化等によってストレスや何か皮膚炎によって過剰に毛づくろいを行ってしまうことがありますが、中には心当たりのない理由で毛づくろいをしてしまう場合もあります。
また、毛づくろい時に多くの抜けた毛を飲み込んでいます。飲み込んだ毛はうんちと一緒に出ていくこともあれば、毛玉ととなって吐き出されることもあります。
しかし、さまざまな理由から毛が胃や腸で絡まりあって、ある程度の大きさの毛球(毛玉)になると吐き出されず、胃や腸に留まり消化器症状が引き起こされます。腸につまってしまった(腸閉塞)場合は手術で毛球を取り出す必要になることもあります。
【家でブラッシングしたほうがいいの?】
特に換毛期は多くの抜け毛がみられるため、短毛種の猫でも週に2,3回、長毛種の猫は毎日やってあげられるのが理想…ですが、まずは飼い猫のストレスにならない頻度でやってあげてみてはいかがでしょうか?
また、ブラッシングが苦手な仔は、目が粗いコームやラバーブラシを使ってみることから初めてみるのはどうでしょうか?
ブラッシングは、スキンシップの一つにもなりますし、身体を触ってあげることでイボやしこりの早期発見につながるかもしれません。





