徘徊・旋回運動対策|横浜市磯子区の動物病院「洋光台ペットクリニック」

コラム

徘徊・旋回運動対策

こんにちは!

気がつけば30℃を下回る日が続きすっかり秋模様ですね🍂

 

ワンちゃんも歳をとるにつれ色々な症状が出てきますが、

徘徊したりぐるぐるまわったり、、、と。

徘徊・旋回(ぐるぐる回る)運動は見ていないと怪我

をしてしまうことも少なくはありません。

今日は少しでも飼い主さんの負担が軽減されるような介護のポイントをお話ししていきたいと思います💡

 

 

徘徊、旋回行動とは?

🐾狭い場所やくぼんだ場所に入って動けなくなってしまう

🐾隙間に入り込んでバック出来ず挟まってしまう

🐾ぐるぐる同じ場所を回ってしまう  など。

実際に我が家の愛犬15歳のおじいちゃん犬がフラフラ歩き階段の隙間に入り込んでしまい

出られなくなってしまっている写真がこちらです。

 

 

 

いつもいる場所でお昼寝してなかったので探しているとこんな隙間に入り込んでしまっていました💦

 

この様にならないためにも可能であれば行動できる場所を制限したり、

入ったらバックでしか出られないような隙間をつくらない。など危険地帯を排除する事が

介護のポイントになってくるかと思います✨

 

 

フラフラ歩いてしまったり、ぐるぐる回ってしまうようであれば、子供用のプールを

使用したり、円形のサークルを使ったりなど工夫をしてあげましょう🐶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この写真は歩きたいけど上手に歩けずバタバタ前足を動かして

家を動き回っていたので、危なくないように子ども用プールを使用し

目を離したときもどこかにぶつけたり擦りむいたりしないよう、対策した写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プールだと柵になる部分が浅くのりこえてしまう子はこの写真のようなサークルがオススメです✨

 

 

 

 

 

 

万が一転んでしまってもプールの中だったり

円形サークル内であれば角にぶつかる心配もなく怪我のリスクも減ります😊

プールは空気で膨らませるタイプであればクッション性がありより怪我のリスクは低いですが、

円形サークルの場合はサークルの間に足をねじ込み抜けなくなってしまうなどのリスクを避けるため、

内側に緩衝材やお風呂マット、クッションなどを設置するとより◎

 

 

ただし保護材によってはどうしても風の循環が妨げられてしまうので、サークル内の温度が他の場所と異なってしまう事があります。夏は特に熱中症も気をつけたいので、扇風機やサーキュレーターなどを使い風が循環するように調整するのも忘れずに❢

⚠高齢になってくると人と同様体温調整が難しくなってきます。

直接扇風機やサーキュレーターを身体にあてるのではなく、風が循環するよう上向きに回すようにしましょう♪

 

 

 

徘徊・旋回運動をするようになるきっかけとして、

認知症(痴呆)や前庭疾患・脳腫瘍・てんかん発作の前触れなど様々な病気の可能性があります。

病気が原因で徘徊・旋回運動をしているのであれば、早めに適切な処置をしてあげる必要があります。

 

 

うちの子のこの動きもそうなのかな?と不安に思うようなことがありましたら、

その様子を動画で撮影し来院時にみせて頂ければと思います☺

 

 

 

歳を重ねてからもその症状にあった工夫をし、快適に過ごしてもらえるよう生活してもらえれば嬉しいですね😊

 

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