呼吸音の異常|横浜市磯子区の動物病院「洋光台ペットクリニック」

症例紹介

呼吸音の異常

プロフィール
シェットランドシープドック、避妊済みメス、15歳6ヶ月。
病歴
食欲低下、震え、呼吸音がおかしいとの主訴で来院。
40℃の発熱も認められた。
検査
血液検査にて、CRP(炎症マーカー)の上昇、感染所見が認められた。
レントゲン検査を行う。

肺野全体に不透過性亢進がみられた。

診断・治療
細菌性肺炎を疑い抗生物質の治療を開始。

経過
治療開始2日目より、熱も下がり、呼吸も徐々に改善がみられた。
治療開始4日目の血液検査ではCRPの低下も認められ、食欲も回復してきた。
治療開始13日目の血液検査ではCRPは正常値まで下がり、
レントゲン検査でも改善が認められた。

肺炎の原因は色々ありますが、今回のケースは抗生物質に良好に反応がみられたため、
細菌感染が原因と思われました。
早期の治療で、回復も早く、食欲も出て元気になりました。

獣医師 川口

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