猫のシラミ|横浜市磯子区の動物病院「洋光台ペットクリニック」

コラム

猫のシラミ

 

最近雨が続いたり、暑いくらいに晴れたりしてなかなか天気が安定しない日が続きますね😥

急な気温の変化で体調を崩すこともあるので皆さん気をつけてください❗

 

 

さて、今回は猫のシラミについてお話していきたいと思います。

 

 

🐾ネコハジラミとは🐾

 

ネコハジラミは1〜1・5ミリ程度の寄生虫で、毛に寄生して卵を産み増えていき、

白い粒やフケのようなものが毛に目立ち見つかることが多いです。

ネコハジラミは猫以外の動物には移らず、皮膚のフケ、分泌物などを食べて生活しています。

また、吸血をするシラミは猫に寄生しません。

 

 

 

 

 

毛に卵を産み、孵化して、若虫になり数回脱皮して成虫になります、一生を同じ猫で過ごし、

卵から成虫まで30日間の期間です。健康的な成猫は基本的には寄生せず、

殆どは子猫を保護したときに見つかることが多いです。

まれに高齢の猫や健康状態の悪い猫にも寄生していることがあります。

 

 

🐾治療方法🐾

 

ネコハジラミは簡単には落ちないので、駆虫薬(フィプロニルという成分がシラミに

有効)や駆虫効果のあるシャンプーを使う必要があります。

また卵は落ちず、大量に寄生している場合は毛刈りなどの物理的な除去が必要な場合もあります。

 

ネコハジラミが寄生していた場合痒みを伴います。痒みからグルーミングをしたり、

直接噛んたり際に口から体内に入ると瓜実条虫という内部寄生虫を媒介することもあるので、

早期予防が大切な寄生虫でもあります。

 

 

ネコハジラミについて触れてきましたがいかがだったでしょうか❓

ちょうど子猫が生まれる季節で、実際に子猫を保護するかともあると思います。保護した際に

毛に白い粒やフケが多く見られたらネコハジラミが寄生しているかもしれないので、

怪しいなと感じたら一度病院におこしください🐱

 

 

 

 

 

 

 

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