猫の問題行動|横浜市磯子区の動物病院「洋光台ペットクリニック」

コラム

猫の問題行動

明けましておめでとうございます🌅

本年も宜しくお願い致します。

まだまだ寒い日も続きますので体調にも引き続き気をつけていきましょう😊

 

さて今回は猫の問題行動のなかでも不適切な排泄とマーキングについて

お話していきたいと思います。

 

「問題行動」とは飼い主さんが「困った」と感じる行動です。

猫にとっては当たり前の行動なのに人にとっては迷惑な行動もありますし、猫にとっても明らかに異常な行動もあります。

 

猫の排泄に関する問題は「不適切な排泄」と「スプレー行動(マーキング)」の2つ

に分けられます。

どちらもトイレ以外におしっこなどをする行動ですがその理由や目的は違います。

 

「不適切な排泄」には原因がある???

「不適切な排泄」とは、トイレ以外の場所に尿や便をしてしまう行動です。

野生の猫は、もともとトイレの場所を1ヶ所に決めておらず、なわばりのあちこちで

排泄をします。猫がトイレを突然使わなくなるには、何らかの原因があります。

その原因をきちんと突き止める必要があります。

 

1、トイレへの不満

猫はきれい好きでニオイにも敏感なので、汚れているトイレには行きたがりません。

また、トイレにこだわりを持っている猫も多く猫砂やトイレ容器、トイレの場所を

変えただけでもしなくなる場合があります。

トイレ用品や場所を変える場合はいきなりではなく、徐々に切り替えていきます。

また、多頭飼育の場合はトイレの数が足りていないということも考えられます。

2頭以上の猫がいる場合、トイレの数は「猫の数+1」が理想だと言われています。

それでも改善が見られない場合は、屋根付きトイレの場合屋根を外したり、

トイレの広さを大きく(衣装ケースほどの広さ)にしたり、猫砂の材質(チップやビーズ状ではなく砂状のものを好む猫も多い)を変えるのも1つの方法です。

 

2、不安感

猫は安心できる場所で排泄します。

トイレが落ち着けない場所にある、他のペットが邪魔をするなど、猫がゆっくり落ち着いてできる状態でなければそのトイレを使わないことがあります。

飼い主さんの長期不在で留守番をしたときも、不安やストレスからトイレでできなくなることもあります。

 

3、病気

病気が原因でトイレに行けないということもあります。

尿路疾患、膀胱炎、尿石症などの泌尿器系の病気や、下痢、便秘、腸炎などの消化器系のもの、多尿や頻尿を伴う病気などが疑われます。

排泄したときに痛みを伴えば、「トイレ=痛くなる場所」と考えてトイレを避けたり

、トイレに間に合わなくて出てしまったりということもあります。

「不満」や「不安感」に思い当たるが理由がなければ病気の可能性もあ

るので早めに病院にご相談ください。

 

「スプレー行動」で自分アピール???

「スプレー行動」は排泄行為ではなく、なわばりを示すための臭いつけの行為

(マーキング)です。立ったまま少量の尿を壁やカーテンにひっかけ、自分の存在を

アピールします。なわばり意識の強い去勢をしていない男の子によく見られる行動で、その臭いはとても強烈です。

去勢手術も有効な解決策になります。すでにスプレー行動が習慣化している場合や、多頭飼育の場合には、去勢手術だけでは治まらないこともあります。

 

1,なわばりへの不安

引っ越しやお部屋の模様替え、新しい猫や家族が増えたなど、環境の変化によって、マーキング行動が起こることがあります。

自分のなわばりが誰かによって侵されたと考え、マーキングで自分の臭いをつけて

なわばりを守ろうとします。環境を元に戻せない場合は環境の変化に慣れるまで、

猫が安心できるよういつも以上に気を配りましょう。

 

2、情緒的な不安

外猫を室内飼いに切り替えたときや、飼い主さんが長期不在のとき、普段から飼い主さんにもっとかまってもらいたいと思っといるときなど、情緒的に不安を感じたときにもマーキングによる臭いつけで気持ちを落ち着かせようとします。

 

3、他の猫からの刺激

発情期の猫がそばにいたり、窓から外にいる他の猫が見えたりしたときに、自分をアピールしたり、なわばりを守ったりするためにマーキング が激しくなります。

マーキング行動を抑えるには、原因となっている不安状況を取り除くことが

大切です。また、猫が安心できる特定のフェロモン製剤を使用して、                             気持ちを落ち着かせる方法もありますのでご興味ある方はご相談ください。

↓スプレータイプ/拡散器タイプ

 

マーキング行動も不適切な排泄も繰り返さないことが重要です。

汚されてしまったところは、綺麗に掃除して、臭いや跡を残さないようにしましょう。また、猫は排泄する場所では食事をしない習性があるので、排泄やスプレーを

してしまう場所で食事をさせるというのも1つの方法です。

 

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